アラサー高学歴ニートの軌跡

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アニメ「王様ゲーム」第2話までのレビュー及び考察

原作未読で、アニメ版だけ見た者の拙き考察です。

 

 

目次

 

ここまでのあらすじ

 

主人公の金沢伸明は、転校先の高校で2度目の王様ゲームに巻き込まれた。1度目の王様ゲームでは、クラスメイト全員が死んだ。王様ゲームの経験者として、その恐ろしさを皆に訴える伸明。しかし、実際に死者が出ても皆はなかなか伸明の話を信じない。クラスメイト32人中10人が死んで、皆は伸明の話をようやく信じ始める。皆で生き残る方法を考えようと訴えかける伸明。そんな中、仲の良かった奈津子が突然豹変した。そして、王様ゲームの裏ルールをまくしたてた。

 

「死ねってメールすると、メールを受け取った相手は死ぬ。」

 

そんなルールは初耳だ。奈津子はもしかして…。

 

迷家-マヨイガ-との類似点

 

本作は、迷家-マヨイガ-をどことなく彷彿とさせる。根拠なき憶測から、ある一人が責められるさまはマヨイガにもあった構図である。場の全員の生存が脅かされている状況下において、発言力のある者(発言の妥当性は無関係)の発言によって、特定の者が責められ暴力を受けるという胸糞展開。理性的な統治者を欠いた、制御者不在の空間。そして、迫りくる正体不明の闇。

 

不気味で、どこか閉塞的な雰囲気もそっくりである。

 

 

思考停止かつ根拠なき発言の危険性

 

一貫して伸明は王様ゲームの危険性を切実に訴えていた。王様からのメールが送られるたび、伸明はその通りにしないと死ぬぞと再三にわたり忠告する。しかし、思考停止に陥り根拠もないのに「王様ゲームは嘘。」「メールはあんたが送ってるんだろ。」などと発言する者と、それを盲信する者のせいで無駄な犠牲と暴力が生まれた。

 

デマを言うやつと、それを信じ込む奴が作る地獄絵図が何度も展開される。災害時にはよくある光景だが、現実でも実はこのようなことは日常茶飯事だと俺は思っている。立ち止まって考える姿勢を持つ者が不在だと、必要以上の犠牲が出る。まさに本作品は大衆の愚かさと、その危険性を訴えているように思われる。

 

奈津子の正体の考察

 

第2話の終盤で奈津子が突然豹変するシーンがあった。キャラが変わった以外にも、王様ゲームの裏ルールを知っているかのような発言もあった。「死ねとメールすると、メールを受け取った相手が死ぬ。」「死ねと送ってと言われたのに送らなければ、頼まれた者が死ぬ。」

 

では、なぜ奈津子は裏ルールを知っているのだろうか。裏ルールが真だと仮定して考察してみる。

 

裏ルールを知っているということは、前の王様ゲームを体験したと考えられる。しかし、前の王様ゲームでは伸明以外全員死んでいる。すると、前の王様ゲームを体験した者の魂が記憶とともに奈津子に憑依したことになる。ありうる設定だが、憑依というのはさすがに非現実的である。独特な閉鎖的な空気といい、人物描写といい、現実を基にして作られていると思われる本作品において考え難い。

 

奈津子は、王様ゲームの黒幕の一人?

 

前の王様ゲームは未体験。しかも経験者の憑依は考え難いとなると、奈津子が王様ゲームの黒幕の一人だという可能性が浮上してくる。黒幕の一人なら、裏ルールを知っているのは自然である。奈津子が黒幕の一人だとすると、その目的は何だろうか?今後の展開が非常に気になる。