アラサー高学歴ニートの軌跡

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アニメ「バッカーノ」は意味不明なのに面白い? レビュー&感想

アニメ「バッカーノ」を、原作未読者の視点から語っていきます。

 

目次 

 

ストーリー&構成

 

「物語はどこを始めとするか、あるいはどの人物の視点から見るかによって、全く違う様相を見せる」と、いきなり抽象的な物語論が語られる。肝心のストーリーは、突然違う年に飛んだり、同じ年でも違う場面に飛んだり、視点の中心となるグループが切り替わったりする。しかも順番メチャクチャだから、内容を理解するのは非常に難しいと思われる。要するに、2006年版涼宮ハルヒの憂鬱みたいな感じ。

 

「物語の始点、視点、語る順番を変えるとどんな印象をもたらすか?」というテーマで、制作者が好き勝手に実験していった結果、できたアニメという印象。

 

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本作の特徴

 

本作の理解と世界史の成績の関係

 

通常のアニメでは味方グループと敵グループの2グループが登場するケースが多いが、本作では合計8グループくらい登場する。グループごとの行動や思惑の把握は、ストーリーの理解に必要不可欠だ。しかし、グループ数が多く、出てくる順番もランダムなため、ストーリーの理解が非常に困難である。同時代の各国の行動や関係の把握が世界史では重要だが、世界史は順番通りに学べるので理解は比較的簡単である(と錯覚するくらい、本作は原作未読かつ初見では意味不明である)。

 

アニメ「バッカーノ」を原作未読かつ初見でストーリーの流れや登場人物&各グループの関係を理解できたら、余裕で世界史偏差値80は狙えるはず。

 

おまけに、登場人物も異常に多い上、すべての人物名がカタカナ表記なので、顔と名前を初見で全部覚えるのは不可能に近い。もし全部覚えられたら、東大も余裕で受かるだろう。

 

登場人物

 

名前の特徴を見る限り、イタリア系の移民が多い印象。ラテン系が多いためか、明るく、人生を心から謳歌しているように見える人物が多い。葛藤したり内省する人物が少ないため物語が浅く見えてしまうものの、その分エンターティメントとして気軽に楽しめるように仕上がっている。

 

意味不明。だけど、面白い

 

前述したように、ストーリーは意味不明だ。それでも楽しめるのは、登場人物が各々個性的かつ人生を謳歌しているように見える、唐突な場面展開で視聴者を飽きさせない、派手なアクションや名言っぽいセリフ等の要素があるからだろう。俺はストーリーの理解を途中から諦めていたが、それぞれの場面を見ているだけ、雰囲気を味わっているだけでも楽しめた。

 

OPやEDの

 

クオリティが高すぎる。是非OPやEDだけでも見て欲しい。各話を見終わった後でED(曲名:calling)の歌詞に注意して聞いてみると、意味不明のように思われたストーリーや覚えきれない登場人物への印象が180度変わるだろう。