アラサー高学歴ニートの軌跡

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妄想代理人が難解だったので、各話振り返りながら考察する。2

今回は前回の続き

妄想代理人が難解だったので、各話振り返りながら考察する。 - アラサー高学歴ニートの軌跡

で、6話と7話を振り返ってみます。

 

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6話

 

今回は、蛭川巡査長の娘、蛭川妙子が主役。小さい頃の妙子は、父が好きだった。あの頃の蛭川は、声も爽やかで下品さが皆無だし、顔も普通だった。しかし、蛭川が娘の部屋を盗撮していたのが娘にバレて以来、険悪な関係になってしまった。最後、病院のベッドで「誰ですか」と娘に言われるほどだった。

 

4話でやたらと蛭川が「お父さんと呼べ」と言ってたのは、娘が思春期に入ったり娘の部屋盗撮事件のせいで「お父さん」と呼んでくれなくなった寂しさ、そして「あの頃に戻りたい」という想いが詰まっていた。父と娘が仲よかった頃と、現在までの出来事はほとんど語られなかった。だが、あえて語らぬことで、視聴者に行間を読ませ蛭川に感情移入させようとしているのだ。

 

引っ越し前の妙子が「今の家でいいのに」とつぶやくシーンはあった。問題なのは、枕元に狐塚が持ってた分厚い本と同じ本があったことだ。妙子が狐塚の後を継いでゴーマを追いかけるストーリーが存在する可能性、が暗示された。蛭川と再会せず、家出を続ける世界線なら妙子が勇者になっていたのだろうか。

 

妙子は、新しい家を買うために深夜まで残業をするより、今の家でいいから父ともっと会話したいと思っていたのだろう。しかし蛭川はマイホームにこだわりすぎて、娘の真意に気づいてやれなかった。妙子が家出したり、新居が全壊して「壊れてよかった。」と言っているのは、盗撮された以外にも父娘のすれ違いもあったと思われる。

 

老婆の話と、妙子の様子がシンクロしてたから、てっきり血縁関係があるのかと思っていたら、老婆には全く別人の孫がいた。ミスリードを誘う展開だが、他にもあるはずだ。

 

余談だが、エンディングのキャスト紹介で、蛭川雅美(父)、蛭川妙子(娘)と父娘の実名が出ているのに、母は「妙子の母」となっていて名前が出なかった。妙子の母が少年バットとは無関係であると強調する以外に、蛭川父娘との疎遠を演出する狙いもあったのだろう。妙子の母はマイホーム全壊&娘の家出に直面しても、「マイホームがあ。」とぼやくだけで娘の心配は一切していなかったし、今後家を出るイメージは伺える

 

 

7話

 

今回は、馬庭が2度も夢から覚めるシーンがあり、どこからが現実でどこからが夢なのかが分かり難かった。全13話の中でも、極めて難しい回であった。

  

爺さんが庭に書いてた数式にて、カタカナで目立つように、「ヒルカワ」の4文字がクローズアップされた。4話と6話の被害者の名が、今更ながら書かれたわけだ。しかし、=ヒルカワでなく、全文字バラバラなのが疑問点。

 

爺さんが鏡に映る自分を見つめているのを、馬庭は見入っていた。何かヒントがあるのではと馬庭は思った。それ以降、爺さんと道路で豪華ランチを食べてたり、爺さんが壁抜け、分裂、しまいには観客全員爺さんと、爺さんの夢を見た。

 

馬庭宅リビングの隣は音響機器が並ぶ部屋であり、そこからの電波が影響しているのだろう。オーディオ機器に記された51、0hzが、爺さんの数式の510を思わせる。510は鷺月子が住んでいたアパートの部屋番号である。つまり、51、0hzは少年バットの犯人の伏線にもなっていたのだ。

 

狐塚は、留置場にて何かに怯え、そこで自殺していた。少年バットが、初めて人を殺せるくらい強力になってしまった。実際に、狐塚の部屋の外で少年バットを刑事2人は見ている。壁抜け、である。分裂は、月子と妙子の同時襲撃だ。

 

猪狩と馬庭が刑事を辞職させられ、少年バットの暴走が予感される中、例の8話が挟まれた。