アラサー高学歴ニートの軌跡

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らき☆すたが流行した真の理由を考察する。

ハルヒとらき☆すたが、リア充のオタク文化への流入を招いたとかオタク文化が一般化するきっかけになったと良く言われる。本稿では、らき☆すたが大流行を見せた真の理由について考察する。

 

注:キャッチーなメロディと女子高生達のキレのあるダンスのオープニングは、理由としてあまりにも有名なので割愛する。 

 

目次

理由1 安心感や優越感を抱かせる工夫

 

視聴者があるあると共感してしまうネタを多数盛り込んだのが人気になった表の理由ではあろう。ここで注目すべきは、こなたがテスト前なのにネトゲや漫画にはまって結局勉強せずに寝るシーンが度々あったことである。確かに、視聴者の多くが共感しそうなネタではある。しかし、真の理由は別にある。テスト前にサボってしまうこなたを観察することで生まれる、視聴者の安心感や優越感である。自分がテスト前にこなたと同じ行動を取ればマズい。だが、こなたがテスト前にサボっているのを見ても視聴者の現実には何ら悪影響を及ぼさない。有るのは、安全なところから他者のサボりを安心して眺められる観察者としての立場である。例えて言うなら、先生に説教されている他の生徒を見て感じる、怒られなくて済んでいる安心感や高みの見物をしている優越感である。

 

理由2 テンポの良い構成&キャラの会話

 

らき☆すたは、例えて言うなら3分アニメを何本か集めて1話を構成しているアニメである。(不要論の根強い)らっきー☆ちゃんねるを1話の最後に持ってくる裏側には、全体のリズムを引き締める狙いがある。小神あきらの二重人格の強烈さと白石稔の情けなさを本編の後に持ってくることで、1話全体にメリハリをつけているのだ。

 

また、通常のアニメなら反応がトロそうなつかさやみゆきが相手のセリフに意外と早くリアクションしていることでテンポが良くなっている。

 

理由3 黒井先生

 

27歳独身ネトゲオタの黒井先生が人気の影の立役者だと俺は思っている。初めて見た深夜アニメがらき☆すたという層にとって、ネトゲでこなたと同じパーティーにいたり、学生時代は先生もサボってたと言い放つ新しい先生像を提示した黒井先生は新鮮に映っただろう。らき☆すたは視聴者の深層心理に訴えかける仕掛けを多数用意しているが、黒井先生はその中でも比較的分かり易い仕掛けの一つだと思う。

 

理由4 文化祭

 

最終話は文化祭を描いた。主に描かれたのは文化祭前、準備をしている間の盛り上がりである。祭は始まる前が一番盛り上がるという格言通り、本当の祭りである本番のステージが始まる直前で物語は幕を閉じている。文化祭の盛り上がりを知っているであろうリア充は、終わらない文化祭に心の底で興奮し、熱狂しただろう。非リアも祭りの熱狂は理解出来るであろうから、終わらない祭りに心のどこかで興奮を覚えただろう。最後まで見終わった視聴者の中には、祭りの熱狂が収まらず聖地巡礼をする者も多数いた。らき☆すたを布教する者も多数発生し、一般人にもらき☆すたが流行するようになった。